卒業。
河野です。
この2年間が私に求めたのは緊急雇用対策事業と支援事業の完成でした。
就労困難な求職者を積極的に雇用し、常用雇用へマッチングすること。
小規模障がい者サービス事業所が抱える課題を乗り越えるために支援をすること。
ずっと答えを出せずにいましたが、やっと消化することができました。
OWSは”関わる人たちみんなが成長していこう”という事業です。
伝えたり伝えられたり。
支えたり支えられたり。
繰り返して繰り返した。
OWSスタッフも事業所さんもサビ管さんも職員さんも利用者さんも。
その家族の人たちやボランティアさんや応援する人も批判する人も。
だから最後のブログでは私の成長を書こうと思います。
平成17年は、私の行政書士としての始まりでした。
障害者自立支援法が成立したことなんていうのは何の記憶にも残っていなくて、きっと私にとってそんなことはどこかのだれかのそのまただれかが朝ごはんに何を食べたのかって、パンだろうがごはんだろうが何だってかまわないような出来事だったんだろうと思います。
それから6年。
難しいことをわざわざもっと難しくしてうやむやにしてお茶を濁して「良し!!」としてきた私がOWSと出会いました。
そして近い将来、また法律が変わろうとしています。
その時の私はきっとその法律で変わっていく制度と変わっていく人の営みを想像することができる私だと思います。賛成?反対?と聞かれても相手が何を要求しているかどうかが気になって答えを決めていた私も、その時は自分で答えを決めることができる私だと思います。
無関心ではなくなった。これが私の成長です。
事業所のみなさま、行政担当のみなさま、お世話になりました。
事業の一つ一つを具体化し続けてくれたOWSスタッフのみんな、ありがとう。
2年の間、私の留守を守り続けてくれたスタッフたち、ありがとうね。
そんな私たちをみんな丸ごと飲み込んでいただいた大器(おおうつわ)の理事長がいてくれればこそ。
数えきれないほど甘えさせていただきました。ありがとうございます。
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